【肝臓専門医が解説】「疲労感・だるさ」だけじゃない!見逃しがちな肝臓病のサイン/北越谷
【肝臓専門医が解説】「疲労感・だるさ」だけじゃない!見逃しがちな肝臓病のサインと早期受診の重要性
「最近、どうも体がだるい…」「疲れがとれないのは年のせい?」そう思っていませんか?
もしかしたら、その不調は「沈黙の臓器」と呼ばれる肝臓からのSOSかもしれません。
肝臓は、病気がかなり進行するまで自覚症状が出にくいという特徴があります。そのため、気づいた時には重症化しているケースも少なくありません。
当クリニックは、肝臓専門医として、皆様の肝臓の健康を第一に考え、早期発見・早期治療に力を入れています。
この記事では、肝臓病が疑われる見逃しがちな症状から、なぜ早期受診が大切なのか、そして当クリニックでできることについて、詳しく解説します。
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あなたは大丈夫? 見逃しがちな肝臓病の初期症状チェックリスト
肝臓病の初期症状は、非常に曖昧で他の病気と区別がつきにくいことが多いです。
しかし、以下のような症状が複数当てはまる、あるいは長く続く場合は、注意が必要です。
- 慢性的な倦怠感・疲労感: 睡眠を十分にとっても回復しない強いだるさ、以前より疲れやすくなったと感じる。
- 食欲不振・吐き気・胃の不快感: 食欲がなく、食べてもすぐにお腹がいっぱいになる、胃もたれや吐き気を感じる。
- むくみ(特に足や顔): 朝起きた時や夕方になると、足や顔がむくむ。靴下の跡がなかなか消えない。
- 原因不明のかゆみ: 全身に掻いても治らないかゆみがある。
- 尿の色が濃い: 普段よりも尿の色が濃く、褐色になっている。
- 手足のつり(こむら返り): 夜中に足がつる頻度が増えた。
- お酒が弱くなった: 以前は飲めていた量で酔ってしまう・二日酔いがひどくなった。
- 体重の減少: 特にダイエットをしていないのに、体重が減ってきている。
- 右のお腹の違和感・圧迫感: 右脇腹あたりに重苦しさや張るような感覚がある。
これらの症状は、肝炎(B型肝炎、C型肝炎、アルコール性肝炎、非アルコール性脂肪性肝炎など)、肝硬変、肝がんなど、様々な肝臓の病気で現れる可能性があります。
特に、自覚症状が少ない中で進行する「脂肪肝」は、放置すると肝硬変や肝がんに移行するリスクがあるため注意が必要です。
「沈黙の臓器」だからこそ、早期発見・早期治療が命を守る鍵
肝臓は、体内の毒素を解毒したり、栄養素を貯蔵・代謝したりと、生命維持に不可欠な役割を担っています。
しかし、その機能が低下しても、残された健康な肝細胞が働きを補おうとするため、症状が出にくいのです。
症状が現れた時には、病気がかなり進行しているケースが多く、治療が難しくなることも少なくありません。
例えば、慢性肝炎は進行すると肝硬変へ、そして肝がんへと移行するリスクが高まります。
だからこそ、上記のような「もしかして?」と感じる症状があれば、迷わず専門医の診察を受けることが重要です。
早期に発見し、適切な治療を開始できれば、病気の進行を抑えたり、症状を改善させたりすることが可能です。
健康診断で肝機能の異常を指摘された方も、症状がなくても医療機関を受診してください。
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肝臓専門医による安心の診療。当クリニックにご相談ください
当クリニックでは、長年の経験を持つ肝臓専門医が、丁寧な問診、血液検査、超音波(エコー)検査などを通じて、皆様の肝臓の状態を正確に診断いたします。
「肝臓の数値が高いと言われたけど、どうしたら良いかわからない」「健康診断で要精密検査と言われたが、どこに行けば良いか迷っている」といったお悩みも、お気軽にご相談ください。それぞれの患者様の状態に合わせた、最適な治療方針や生活習慣のアドバイスをさせていただきます。
肝臓の健康は、全身の健康に直結します。 「このくらいなら大丈夫」と自己判断せずに、少しでも気になる症状があれば、お一人で悩まずに当クリニックにご相談ください。皆様が安心して、健やかな日々を送れるよう、スタッフ一同、全力でサポートさせていただきます。