肝臓は沈黙の臓器?見逃しがちな「やばいサイン」を見つけて北越谷で健康を守ろう/北越谷
2025.09.02
肝臓は沈黙の臓器?見逃しがちな「やばいサイン」を見つけて北越谷で健康を守ろう
「お酒をたくさん飲むわけじゃないから大丈夫」「健康診断で特に何も言われていないから安心」…そう思っていませんか?
しかし、肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、病気がかなり進行するまで自覚症状が現れにくいという特徴があります。
症状が出た時には、すでに手遅れになっているケースも少なくありません。
もし、以下のような「なんとなく調子が悪い」と感じることがあれば、それは肝臓からのSOSサインかもしれません。
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肝臓の不調が知らせる初期サイン
初期の肝機能低下は、日常生活の「ちょっとした変化」として現れることがほとんどです。
- 全身の倦怠感・疲労感:十分な睡眠をとっても疲れが取れない、朝から体がだるいといった症状が続く場合。
- 食欲不振、吐き気:特に脂っこいものが食べられなくなる、胃もたれしやすい、食欲がわかないなどの変化。
- 尿の色が濃い:普段よりも尿の色が濃い、茶色や褐色の尿が出るようになる。
これらの症状は、風邪や単なる疲れと勘違いされがちです。しかし、放置すると病気は静かに進行してしまいます。
進行した肝臓病の危険なサイン
肝臓病が進行すると、よりはっきりと危険なサインが現れます。これらの症状に気づいたら、一刻も早い受診が必要です。
- 黄疸(おうだん):顔色が悪くなったと言われる、皮膚や白目の部分が黄色くなる。
- 腹水・むくみ:お腹が張る、足がむくむなどの症状。肝臓の機能が低下して、水分やナトリウムが体内にたまりやすくなることが原因です。
- お腹のしこり・痛み:肝臓がある右上腹部に違和感や痛み、しこりを感じる。
なぜ、早く気づくことが重要なのか?
肝臓は再生能力が高い臓器ですが、一度硬く線維化してしまった肝臓(肝硬変)は元の状態に戻すことができません。肝硬変から肝臓がんへと進行するリスクも大幅に高まります。
大切なのは、症状が出る前の「健康診断」や、初期の「ちょっとした異変」に気づくことです。
定期的な健康診断で肝機能の異常を指摘された方はもちろん、上記のようなサインに心当たりがある方も、ためらわずに専門医に相談しましょう。
北越谷にお住まいの皆さま。当院では、肝臓の専門医が在籍しており、肝機能に関するご相談や、超音波(エコー)検査、血液検査などを行っています。気になる症状がある方は、風邪だろうと自己判断せず、お気軽にご相談ください。皆さまの健康を北越谷の地でサポートできるよう、誠心誠意、診療にあたります。
※当院の院長は、「日本肝臓学会肝臓専門医」の資格を持っております。